首都圏の感染者が、ものすごく増えてしまったので、この話題を書くのはちょっと気がひけるのですが。
(もっと早く書けば良かったなぁー)
東京ステーションギャラリーの、河鍋暁斎展がめちゃくちゃよかった!
知り合いの編集さんにお誘いを受けて、昨年11月末に、東京ステーションギャラリーの「河鍋暁斎展」に行きました。
すべて肉筆、直筆!!なので、その絵のパワーが直接、見ている人に来る!!! 河鍋暁斎、天才!
この時代なので、トレペもないし、消しゴムがあるわけでもない。ので、修正するときは、上から別の和紙を張って、描き直します。
そういう細かいことは、出来上がった本画や浮世絵版画ではわかりません。
どんな風にして描いていたかがとてもよくわかる展覧会でした。
いつも、和紙を閉じた小さな手帖を懐に入れていて、気になるものを見かけると直ぐスケッチ。何でもかんでもスケッチ。3歳の時にカエルが描きたいと写生する。
10歳の時に、生首を見つけてきてそれを写生する。17歳の頃、女の人の着物の帯の柄が気にいると、追いかけて行って写生する。
描くことへのものすごい情熱とパワーを感じた展覧会。膨大な量の下絵と写生がたっぷり見られます。
毎日それなりに忙しいし、それなりに描いてはいるんだけど、でもやっぱりなんとなく過ごしてしまっている自分を深く反省。なんというか、ガツン、とやられたような衝撃でした。
この時期、あんまり頻繁には出かけられないと思いますが、東京近辺の人には、感染対策をして、予約して是非見に行っていただきたいです。描く人にとっては必見です。直接来るパワーがものすごいです。それくらい素晴らしかった。
東京にいる間に2回見に行きました。もう一度見たい。
もう難しいかな。
入場場所と展覧会チケットの買い方
チケットは、東京ステーションギャラリーのサイトから予約して、ローソンで受け取ってからでないと、入場できません。東京駅という、すごくわかりやすい場所なので、機会があったらぜひ。
**東京駅の丸の内北口に、入口があります。
2月7日まで。
木村隆芳と言います。 僕は絵本作家を目指して絵本を書いているのですが 朝比奈様の…
メッセージありがとうございます。もう本当に神経がすり減りますよね。 ターシャさん…
模写といってもむずかしく考えず、初めは人物をどこに配置しているか、大きいか小さい…
コメントありがとうございます。 大好きな方がフォローしてくださったんですね。あま…
はじめまして。「ターシャテューダー ねずみ」と検索していたら、あなたのブログに辿…