ネズミの退治法を伝授!ネズミって すんごく頭がいいから..

動物愛護で、生き物を退治するのは絶対許せない、と言う方は、読まないほうがいいかもです。

ネズミの退治法
ネズミを退治するたったひとつの方法は、徹底して食べ物をしまいこむこと。

いま住んでいる家に引っ越してきたとき、家の中はボロボロでした。

娘は、トトロの家みたい、と喜んでいましたが。

 

掃除をして片付けると、まあまあ住める家になりました。シロアリも駆除して、床も直して。

ネズミの被害はすごかった

住み始めたのが11月くらい。

それからまもなく、夜中にごそごそ音がするような。

ある晩、餃子を作って、うっかり出しっぱなしにしてしまったんですが。

翌朝、あ、片付けなきゃ、と台所へ行ったらば、

 

 

10個あったはずが、5個しかないのです。数え間違いじゃなく、覚え間違いでもない。

絶対、絶対、10個あったはず。

うわー、やられた。

 

きっとネズミだ!

夜中にゴソゴソ音がする、あれ、ネズミに間違いない。

 

それからは、食べ物を外へ出して置かずに、戸棚にしまうことにして。でもたまに忘れると、必ず、なくなっている。

 

まさかこんなものまで、って思うようなものまで食べることを知りました。食べるというより、中身が食べたいから、外箱をかじってしまうんです。

ネズミ捕り器は効果なし

ネズミ捕りをかけました。昔式の金網のやつ。

 

チーズをつけたり、ハムをつけたりしたけど、だめ。

ある朝、ネズミ捕りのところでゴソゴソ音がするので、やった!かかった!、と思ったら。

チーズだけ取って逃げてしまってました。

 

もう

 

なんか疲れた。

ネズミと知恵比べしてるみたい。しかもネズミは1匹じゃない、たぶん。

 

その後、食べ物をしまうようにしてはいたんだけど、全部が全部片付けられるわけじゃないので、レトルトとか、プラスチック容器のいりごまとかは、調理台に出しっぱなしになっていました。

 

ところが、これも、みーんな食べる食べる。ものすごいんです。

 

ある朝、起きたら、ゴマの入ったプラスチックの容器はみごとに噛みちぎられ、台所中にゴマが散らばってた。

また別の朝は、レトルトカレーがなくなっていて、さがしたら、棚の後ろに食い破られたレトルトカレーの袋が2つあって、カレーがぽとぽと飛び散っていました。

 

どうしたらいいんだろう。

どうすればいいんだろう。

ゴキブリ摂りの大きいみたいな、ネズミホイホイをかけたけど、全く効果なし。

あれはきっと、10cmもない小さいネズミ用なのね。

うちにいるネズミは15cmか20cmくらい。大きいの。

台所で音がするので、こっそりのぞいたら、でかいグレーのネズミ。

 

ネズミもこちらを窺っていて、私と目があった途端、サッと逃げて行きました。

図鑑で調べたところ、たぶんクマネズミです。すごく頭がいいらしいです。

結局、食べ物がない状態にして、追い込むのがいい。

もうノイローゼになりそう。

そんな時、ターシャ.チューダーさんの本を読んだら、ネズミの退治法が書いてありました。

とにかく食べ物を徹底して片付ける。一つも出して置かない。

数日したら、そこで初めてネズミ捕りをかける。

 

その通りにしました。棚がないので、全部冷蔵庫にしまいました。冷蔵庫がいっぱいになってしまったけど。

 

このネズミ、野菜はあんまり食べない。ジャガイモも人参も手をつけないのです。ひたすら、脂っこいものとタンパク質が好き。だから、ハムソーセージもレトルトカレーも全部片付けました。

3日くらいしてから、ネズミ捕りをかけました。

 

そして、ついにある朝、台所から、キーキー、チューチュー音がするので行ってみると。

子ネズミが3匹、ネズミホイホイにかかっていたのです。

 

ああ、やっとうまく行った。

でも親ネズミがまだいるはず。なので、食べ物をしまいこむ作戦はしばらく続きました。

そのうちに、ネズミはいなくなりましたが。

 

ネズミが家にいた間は本当に神経がすり減りました。

ネズミは、さらに かしこいことが判明!

その後、驚いたことが。

 

台所に置いていたティッシュがなんだか、無くなるのが早いなぁ、と思ってたんですが。

ある日、母が見つけました。

食器棚の後ろの狭ーい隙間に。

ティッシュがいっぱい詰まってる!!

ネズミが寒さよけに、詰め込んだに違いないのです。なので、ティッシュも取り除いて。

 

その後も、とにかく台所には何も置かないことを徹底しました。

 

ネズミのエピソードは、まだ他にもあるのですが、あまりに頭が良くて、賢すぎ。

こっちも作戦を考えないといけないというのがよーくわかりました。哺乳類だものね。

 

ネズミの被害に悩んだ昔の人がハーメルンの笛吹き男にネズミ退治をしてもらった、 あんなお話が生まれたのも納得です。

それに、ネズミは恐ろしいペストを媒介する動物だったしね。

 

 

毎晩毎晩、ネズミの被害を受けていると、気が変になりそうなくらい、神経を消耗します。

今夜は大丈夫、と思っても、朝になって被害を見つけると、もうね、ネズミにすら、わたし負けてる、って思ってしまうんです。

ネズミにさえ勝つことができないなんて。

 

 

賢くて、知能が高くて、それでいて、ものすごい繁殖力で、放っておくとどんどん増える!

 

ああ、ネズミにやられた話は、書いてるだけで、くたびれた。w

でも 世界一かしこいネズミのアナトールのお話は好きですよ。

またね。

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