絵のスキルを上げるために、続けていること

人物画、うまくなりたい、とずっと思っていました。

でもなかなか上達しない。

毎日デッサンして見ましたが、全然進歩が感じられなくて。

 

デッサンがなかなか上達しない…

実際は、ちょっとずつ進歩しているのですが、1週間や10日くらいではね。わからない。

もう20年くらい、描いてるけれど、さほど上手くなったとは思えない。

 

でもあるとき突然、子供のデッサンが結構イケてるじゃん、、と気がつきました。

気がつけば、ちょっとずつ、上達してきたんだなぁ、と自分を褒めたくなりました。

 

継続は力なり。ありきたりだけど。

その時浮かんだのは、すごくありきたりの言葉でした。

 

「継続は力なり」

 

実際、デッサンだけやってても、仕事にすぐ結びつくものではないし、あんまり面白いものでもないしね。特に誰かが褒めてくれるものでもなく、デッサンのコンペがあるわけでもありません。

でも必須科目なんですね。アスリートにとっての筋トレみたいなもので、基本中の基本。

 

日々、忙しい中で、どうやって続けるのかというのは、一つの課題でした。

あるとき、1日に30分だけ、何かを決めてやろう、という本を読みました。すごい、これならできそう、やってみようと、やってみました。毎朝、30分だけ、デッサンの練習をする。

一ヶ月くらい続いたかな。でも仕事が忙しくなったら、忘れてしまって。

30分は結構長いです。

短い時間でも、続けるのが大事

今は思いついたときに、よしやろう、と10分とか15分とか決めてやっています。無印良品のノートを使って、鉛筆じゃなく、ピグマペンの0.1mmか0.2mmで描くのが好きです。

ときどき色鉛筆で塗ったりする。

 

何年か前、あるひとが、わたしのスケッチブックを見て、

「プロになったね。」と言いました。ちょっとうれしかったです。ずっと子供を描くのが苦手でしたから。

 

一番むずかしいのは、コンペで一位を取ることではなくて…

この仕事を続けていく上で、いちばん難しいのは、コンペで一位を取ることではありません。

続けることです。他の仕事でもそうですが。

ときには病気もするし、嫌な思いをしてやめたくなる時もあるし、なかなか仕事が来ないこともあるし、家族の都合で描けないこともあるし。

それでも、少しずつ続ける。

 

どうしても難しいときは、しばらく休んでもいいし。それでも、完全にやめることはしないで ちょっとだけ続けてみる。

続けていると、きっといいことあります。

 

あるとき、わたしって結構うまいじゃん、と気がつくんです。

だから「継続は力なり」なんです。

 

そうして身につけたスキルは誰にも奪えない、自身の財産になっていきます。

 

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