バレエ絵本

もうすぐ40歳ですが、絵の仕事をしてみたい、なれますかという質問をいただきました。

答えから言うと、
気持ち次第、努力次第ではありますが、なれます。決めたらできるだけ早いほうがいい。今日からすぐ始めることをおすすめします。

もちろん、絵を描くことは一生できるので、いつ始めてもいいのですが、仕事にするならば1日も早いほうがいいのです。

 

もし何もしていない人なら、今日から描き始める。iPadにアップルペンシルでもいいし、スケッチブックに落書きでもいいし。

絵は描いてるけど、何をどうすれば、絵の仕事につけるのかわからないという場合は、ホームページを作る、Pixiveに投稿する、クラウドワークスやランサーズでイラストの仕事をさがす。

 

あと10年この仕事を早く始めたかった

私はいろいろあるたびに、この仕事をもう10年早く始めたかった、と何度も思います。

なぜなら、まず一番は体力。そしてアイデアや発想の柔軟性など。独り身の身軽な時に集中して取り組みたかったです。

わたしが絵の仕事をしたいとようやく一歩を踏み出した時は、33歳でした。下の子供はまだ一歳。とにかく時間をひねり出すのが大変でした。

 

今40歳なら、ひょっとすると親の介護なんかが気になり始める人もいるかも。私自身ここ10年くらいは親の介護や実家の片付けにものすごい時間を費やしました。そんなことしても誰も褒めてくれないしね。妹たちは県外に住んでいたので、ほぼ私一人で父の介護をしていました。この話はまた別の記事で書きます。

 

そうなんです。年齢を重ねると、いろんなことに取り組むのが難しくなる。背負わなくてはいけないものがだんだん増えてきて身動きとれなくなったりするんです。

 

さらに日本では若い人の方が有利な面がたくさん。イラストレーターを使う側のアートディレクターやデザイナーは、やっぱり同年代か年下を起用することが多いです。若い才能を発見したい、とか言ったりする。

 

いろんな事情で10代や20代で絵に取り組むことができなかったんだから、せっかくやる気になってる人を年齢が上だからとかで差別して欲しくない。

ときにはコンペの賞の対象から外すというような噂もききます。真偽は知りません。

まあ、同じくらいのレベルだったら、やっぱり若い人に賞を出したい、とか思ったりするんじゃないかなぁ。それって仕方ないかもと思うことはありますが、本音を言えば、バカヤローです。

 

 

あるデザイナーの方が、絵は一生かけるからあせらなくてもいい、僕は今60歳でようやく絵の仕事を始めることにしたんだよ、ゆっくりいこうよ、なんて言われて。

でも、その方はグラフィックデザイナーという絵の世界に近い仕事をしていたからで、普段も趣味で絵を描いてきたからなんです。なので人脈も違うし、その方は絵描きになります宣言をしてすぐに、版画教室を始め翌年には作品集も出されました。

何もしてない人がそんなことできるわけがない。だからこの方の言葉はあんまり役に立たない気がしました。

 

年齢を重ねてからイラストレーターになりたい、絵本作家になりたいならば、それなりの戦略が必要です。

 

でも年齢を重ねた分、いいこともあるんです。経験という宝物がある。そして段取りの良さ。メンタルも強くなっています。

10代の時ならたくさん迷ったことも、若い人よりもずっと早く身につくのがわかると思います。

 

気持ちの上で、指針となる本を紹介しておきます。

ずっとやりたかったことをやりなさい

 

この本を初めて手にした頃は、東京の私大に進学した子供の学費を稼ぐためにネットショップを作ってバリバリ働いていました。、絵を描く時間がほとんど取れない時期でした。
数年頑張って、ようやく娘が卒業したのと入れ替えに、今度は父の具合が悪くなり、介護が始まりました。
あまりのタイミングの悪さというか、やっと少し絵の仕事を集中してやれる、と思ったのに、これは何かの罰ゲームか、と感じたほどです。

まさにその時期にこの本に出会いました。

最初の数ページを読んで、涙があふれました。ずっと誰かのためにがんばって、自分のやりたいことを常に後回しにしてきた、そのことへの後悔でした。

 

もちろん、それでも私はすでに絵の仕事をするようにはなっていましたが、子供や母や父や、誰かのために、というのが数年間続いていたからです。

何かを目標にするには、自分のマインドセットが大切だとこの本には書かれています。

あなたはもっと自分の希望を通していい、自分本位でいいのだと教えてくれます。

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