絵本は おはなしと 絵と 両方をやるのがすごく難しい。

絵本は、絵とおはなしでできています。

私は両方やっていますが、すごく大変です。でもものすごく楽しくもあります。

たいへんなこと、のひとつは、

*頭の切り替えにとても時間がかかるのです。

おはなしを考えていると、絵が描けない。

絵を描いていると、おはなしが考えられない。

この仕事、向いていないのかなぁ、と思って、絵本作家のTさんに話したら、Tさんも同じだそうです。

絵を描いてるともう、ぐったりしてしまって疲れ切って、なにも考えられなくなるって。
それで、描き込み系の密な絵を描く人は、シンプルなお話が多くなるんだなぁ。

一方で、すごくおもしろいおはなしを書く人は、絵がシンプルな人が多いです。
デッサンが苦手、とかいう。

どっちかに比重があるんだなぁ。

漫画家は、両方やらなくてはいけませんが、色をつけなくてもいい、というシンプルさがあります。

それでもね、絵本作家って、平均すると、デッサン力で、ぜったい漫画家さんに負けてますよね。
だから少しでも、基本のデッサンだけはやっておかなくちゃと思います。

漫画家の東村アキコさんの「かくかくしかじか」を読んだら、
あの先生の画塾で講師をしながら(指導もしながら)、同時にそこに、漫画を描く道具を持ち込んで同時進行でやる、というシーンがありました。

絶対無理、って先生に断るのですが、
できる!、やれ!とか言われてやってるうちに、ほんとに両方いっしょにできるようになったというエピソードが載っていました。

でも、たぶんネーム作りは、そこではできなかったと思うので、もうストーリーが出来上がったものを描いていたんだと思います。

東村さんは、漫画家としてデビューした後も、ときどき宮崎に帰って、画塾でデッサン指導もしていたようなのです。

人間は必要に迫られると、二つくらいは同時進行でできるようになれる、はず?

 

私も以前よりは、できるようになってきたかな、と思います。

下の子が一歳の時に、通信でイラストの勉強を始めたのですが、私が食事用テーブルで絵を描いている横で、いつも子供達がぐるぐる遊びまわっていました。

ただ当時はあんまり集中できなくて、子供が遊んでいる中で描く、というのは、常に頭の中をハエがぶんぶん飛び回っているような感覚でした。

子供のめんどうをみながら、デッサンの練習したり、イラストのアイデアを練る、というのはなかなか大変だった。

けっこうがんばってました。

子育てしながら、イラストレーターや絵本作家の修行中という方、あきらめず続けてください。きっとできます。

 

 

私もいま、いくつか進行中のものがあるので、書かなくては&描かなくては、です。

ってことで。またね。

 

 

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