おはなしの内容を知ってから見れば、感動が倍増 ! – 絵本原画展。

絵本の原画展、楽しいですね。

あんまり料金も高くなくて、時には無料で、すごい絵本作家の絵が見れたりします。

が、おはなしのある絵本の場合は、単に絵を見て、鑑賞するのと、絵本のストーリーを知ってから鑑賞するのとでは、かなり印象が変わってきます。

 

絵だけを見ていた時は、いまいちだなぁと思っても、おはなし(内容)を知ってから見ると、印象が180度変わってしまったりします。

絵本の、「絵」とは、単純に絵を鑑賞するのとは別の視点が必要になるし、だからこそおもしろくもなります。

ここに主人公がいて、あ、ここにともだちの**がやってくるのが、描かれてて…と行った風に、絵を読んでいくとこができます。

漫画も同じじゃないでしょうか。

ある漫画の絵が、さほど達者な絵ではない場合であっても、その漫画のファンにとっては、絶対にその絵でなくてはいけない。大好きな主人公が描かれているから。

その絵の中で、登場人物たちが生きて会話して、物語を押し進めているのですから。

 

絵本も同じです。

この絵で、この物語があってこその絵本なので、絵本の原画を見る機会があったら、ぜひお話を知ってから見てください。

 

もし知らなくて、絵だけを見ても、いいなぁ、とちょっとでも思ったなら、そのあと、ぜひおはなしを読んでください。

 

私自身の経験で言うと、ジョンバーニンガムさんの展覧会へ初めて行った時でした。

当時、ジョンバーニンガムをあまり知らなくて、「いつもちこくのおとこのこ」は知っていましたが、それ以上積極的に絵本を読んではいませんでした。

たまたま東京へ行った時、バーニンガムの原画展をやっていたので、「いつもちこくのおとこのこ」の作者の絵かぁ、ちょっと見ていこうかな、くらいの軽い気持ちで、見にいきました。

 

その時の印象は

「ふーん、こんなもんかなぁ。」

「なんかいまひとつだなぁ」

だったのですが、時間があったので、会場にあったバーニンガムの他の絵本を何冊か読んでみたのです。

 

そして…

「いつもちこくのおとこのこ」もいいけど、ほかもすっごくいい!

「がんぴーさんのふなあそび」、「おじいちゃん」、「ボルカ」、「ねえ、どれがいい?」…

 

すごく面白くて、何冊も読んでしまって、それからもう一度、原画を見ると、絵本を読む前とは全く絵が違って見えたのです。光り輝いてる!すばらしい!

ジョンバーニンガムは天才だ!

一枚一枚の絵が、ずしんずしんと音を立てて心に入ってくるようで、絵本の絵は、ぜったいお話を知ってから見るべき、と思ったのでした。

 

どこかで、絵本の原画展があったら、ぜひ絵本をまず読んでみてください。

お話を知ってから見ると、絵が全く違って見えますから。

 

絵本のワークショップに通っていた時に、Dさんからも

「ある絵本の絵が、稚拙な感じがしたとしても、その絵があることでお話が生きていたら、 絵本の絵として全く正しい。」

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