アイキャッチの画像は、97〜98年ごろに描いたもの。エリザベス1世の肖像画みたいなのが描きたいなあと思って。もうこれだけの密度で描くのは無理かもしれない。
食べていける絵本作家になる方法。
知らない。
そんなのがあるなら、私が聞きたい。笑
ある時、ある絵本作家さんと、絵本の仕事だけで食べていける人は、日本で何人くらいいるか、という話になりました。
私はもちろん食べていけない人ですが。
「日本で、現役の絵本作家で、絵本だけ(制作と印税)で食べていける人って何人くらいでしょうね?」
私が
「5人くらい?」と言ったら、
そんなことはない、もっといるでしょ、ってなって、
「じゃあ、20人くらいかな」
「うーん…」
「50人はいなさそうですね。」
ここで言ってるのは、絵本のみなので、イラストの仕事をしたりデザインの仕事をしたりしている人は含めません。
何人くらいなんでしょうね。実際のところはわかりません。でもやっぱりそんなに多くはないはず。
たいていは、なにか副業、または複業的なことをしながら、絵本制作を続けていると思います。
もちろん、中には、最初から大きな賞をとったり、すぐにメディアで取り上げられたりして、一気にスターダムになる人もいることはいます。
でも、そういうひとにきいてみると、実際はそれほど絵本の部数が出ていなくて、収入がさほどじゃなかったりするんです。
食べていける絵本作家になる方法、わたしも知りたい!
絵本は初版が3000部か4000部くらい。その初版がはけるまでに結構時間がかかったりします。
理由として、少子化もあるんでしょうけど、絵本は子供がメインでその子供が大きくなるともう読まなくなる、だから絵本は買わずに図書館で、という保護者もかなりいるような..。
でも初版がすべてはけて、ようやく出版社としては採算がとれるんです。
だから、作家も頑張って、売れ行きに貢献したい。せめて初版分くらいは売り切りたい!
芸人さんだったりタレント出身だったりだと、すごく有利ですが、そうでない一般の人が、絵本作家になって、名前を知ってもらって、絵本を買ってもらうまで行くには、どんな工夫をすれば良いの?といつも考えています。
絵が上手くても、おはなしもそれなりにおもしろくても、なかなか知ってもらえない。
知ってもらう方法の一つが、情報発信なんですが、絵描きが毎日ブログ書いたり、twitterやったりって、できる?時間がもったいなくない?
それでも、時間を決めてやるなら?例えば、1日に30分と決めて、日記でも良いけど、今やってることをかくのってどうかな。
いま製作中の絵本のことを書く。
あるいは、すでに出版された絵本のことを細かく順を追って書く。書き続けて行くとちょっとは違うんじゃないかな、と思って、このブログを書いています。
そういうのを情報発信というらしい。これについては、またあらためて書きます。
木村隆芳と言います。 僕は絵本作家を目指して絵本を書いているのですが 朝比奈様の…
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