仕事の取れるポートフォリオサイトを作ろう./ワードプレス

イラストレーター、あるいは絵本作家を目指す人は、自分の作品をきちんと見せるウェブサイトを持っているでしょうか。

ブログなら持ってる?それともインスタで?
あるいは TumbreやBehance?  もちろんそれらでも作品紹介はもちろんできますが。

 

まず仕事をとりたいのは、日本の企業からですよね。海外じゃなく。

だったら、まず日本語で、わかりやすいサイトをきちんと作るべきです。ときどきメニューなんかを英語表記にしてるサイトがありますが、なんかかっこよくしたいというのもわかりますが、仕事をとる、という点からはあまりおすすめしません。

海外からも依頼されるかもしれない、なら英語と両方併記にするか、ワードプレスで作るならそういう用途の有料テーマを購入したほうがいいかも。

 

仕事の依頼は、大半がウェブサイトから。私の場合

私の場合、仕事の依頼は、ほとんどがウェブサイトから来ます。
絵本の場合は、すでに出版されている絵本を見て、連絡しました、ということも多いですが。

以前は、実際に上京して、直接出版社に持ち込みしていました。最近はウェブサイトが自動的に働いて、勝手に仕事を取って来てくれるんです。いい時代になったなぁと思います。
地方に住んでいても、海外にいても、仕事の依頼が来る。スカイプで、実際にラフやスケッチを見せながら打ち合わせをすることもできます。

**最近は、インスタグラムが仕事を取るのに有効です。

まず依頼者(出版関係や広告関係者)はインスタでザーッと流して見つつ、目に止まったイラストを検索する。そこから、ちゃんとしたウェブサイトに飛んでもらう。あなたの作品や仕事全体が見えるサイトがあれば、信頼度は一気に増して、依頼につながりやすいです。

 

ググっても、ブログの書き方ばかり。 仕事の依頼が来るポートフォリオサイトの作り方を丁寧に解説したものがない。

イラストレーターや絵本作家も、ブログを書いている人は多くいますが、きちんとした作品サイトを作っていないことも多い。

無料ブログで日記っぽいのを書いて、Tumbreで作品を載せて、インスタでもときどき作品を乗せる、みたいな人、かなりいますね。もったいないです。

 

何より、ググっても、あんまり作品サイトの作り方を丁寧に解説したものがありません。めんどくさいし、やり方がわからないし、まあ仕事もときどきくるからいいかな、な感じの人が多い気がします。

もちろんJimdoやWixという、作品サイトを作れるプラットフォームもありますが、独自ドメインで作るには毎月費用がかかります。で、結構高いです。

 

おすすめのワードプレステーマ。jimdoやwixもいいけど...

 

私は、断然ワードプレスをお勧めします。

 

Jimdoで作っていた時期もあるし、Wixも使って見ましたが、使っているうちにいろいろ不満が出てきてしまって。

 

何より、自分で好きなようにカスタマイズするのが難しい。

 

私が、作品紹介サイトの方、https://asahinakaoru.com で使っているのは、海外の有料テーマで

*NORTHEMEといいます。これは1年間 79ドルで、5つのテーマが使い放題、いくつ作っても大丈夫です。(一つだけ使いたい場合は、それぞれ49ドル、38ドル)

ポートフォリオページは、一番きれいにかっこよく作りたいものですが、3列でも5列でもレイアウト全く自由、画像間のスペースも、1ピクセル単位で細かく設定できます。

しかも、htmlやcss,php、などややこしいコードを書く必要な一切ありません。

こちら。

私は、この中の、Reframe、というテーマで、朝比奈かおる作品ページを作っています。
*Reframe

 

 

Nothemeでは無料テーマもあります。すごく使いやすいです。まずこれを使って見てから、他の有料テーマに進むとスムーズかな。

ちゃんとポートフォリオページが最初にセッティングできるようになっていて、おすすめです。Nothemeが出している無料テーマ。Workality Liteはこちら。

Workality Lite

 

 

日本のワードプレス用テンプレートは、ほとんどがブログ用。作品実績を、効果的に美しく見せるサイトを作るには向いていない

残念ながら、なぜか日本のワードプレスのテーマは、大半がブログ用をメインで作られています。

どうすれば集客できて、アフィリエイトで稼ぐことができるのか、SEOにも力を入れている、とか、そういう宣伝が多くて、アクセスを多く集められるテーマ、というのが一番売れるからでしょうね。

 

ポートフォリオを美しく作れます、と謳っているテーマはほとんどありません。
あっても、高くて、そんなにセンスも良くないです。自分でカスタマイズもできなかったりします。

先日、なんとなくググっていたら "イラストレーターが、ワードプレスで自分の作品用ウェブサイトを作る、その作り方を解説します"、という記事を見つけました。

でも読んで見たら、ほとんどが、ワードプレス設置までの話。
独自ドメインをとって、エックスサーバーを契約して、ワードプレスをインストールして、ネームサーバーを書き換えて、その後、好きなワードプレステーマをインストールする。その説明だけで終わっていました。

 

必要なのは、その先で、実際にどうやって、サイトを作ればいいのかなんです。
わかりやすく、美しく(イラストレータや絵本作家なんだから、ここ結構大事)、いかに仕事の依頼が増えるか、そのサイトの作り方です。

 

おすすめのワードプレステーマで、作品を効果的に見せるウェブサイトを作る

作品サイトは、アクセスを大量に集めることが目的ではありません。

いかに仕事を取るか、です。それには依頼主、つまり出版社や広告主、アートディレクターなどに見てもらえるサイトでなくてはいけません。

 

わかりやすく魅力的なサイトで、クライアントが仕事を依頼したくなったら、どこからメールすればいいのかすぐわかるようにしないといけません。

これから、別記事で、私が使っている海外テーマを使って、または日本製の無料テーマなどを使って、綺麗なサイトをどう作るのか、解説していきます。

無料テーマであっても、最近はとてもいいものがあるし、プラグインを使うことで、作品ページを美しく見せるのは簡単にできます。海外のテーマは、英語なので敷居が高い、と感じる人もいるでしょうから。

 

 

オススメのプラグインがあります。WPbakery Page Builder.

有料ですが。通常、ページビルダーと呼ばれているものです。残念ながら、これも海外のものですが一部日本語対応しています。

他のページビルダーも使ってみましたが、これは有料ながら、一番優秀。固定ページをどんな構成にもできるおすすめプラグインです。慣れれば、直感で使えるようになるし、使い方を解説しているブログ記事もたくさん出てくるので、とってもおすすめです。45ドル。

WPBakery Page Builder

 
 

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